投資を始めれば詐欺に引っかかりにくい
ニュースで投資詐欺に引っかかり大損したと話題になる事があると思います。狙われるのは高齢者が多い印象ですね。判断能力の低下やある程度お金を貯めているからでしょう。
ただ最近は副業推進や給料が上がらないので若者が副収入や老後資金目的で投資して詐欺に引っかかる事件も多くなったと思います。副業を行うのは必要ですがしっかり事業内容を把握して見返りがあるのか判断するのは重要ですね。
【かぼちゃの馬車事件は投資対象として失敗だった】
かぼちゃの馬車は女性専用のシェアハウスという内容の不動産投資でサブリース契約を結んで購入しています。
サブリース契約とは
賃貸住宅において、空室リスクを回避するために、不動産会社等がオーナーから一括で借り上げ、転貸して運営する経営形態。オーナーは空室リスク回避や、管理の手間がかからない等のメリットがある。
借り上げには期間や料金を一定期間保障する場合もある。
サブリース契約により購入したオーナーは管理の手間も無く毎月家賃が不動産会社から振り込まれるのを待つだけというお手軽な状況となります。重要なのはサブリース制度は家賃を永久に保証するものでない所です。
オーナーは家賃が安定的に入ると思い込み契約しているので食い違いが発生してしまい詐欺だと訴えるわけですね。
個人的には投資したオーナーが不動産の状況を全く把握しておらず業績を確認していなかったのが最も悪いと思います。自分の不動産なのだから管理の手間は無くとも空室状況や現在の利回りがどうなのか?程度は理解しておいた方がいいです。
そもそも手間を掛けずに不動産投資したいのなら、わざわざ個別の現物不動産に投資しなくてもリート(不動産投資信託)を購入すれば自宅のパソコンで簡単に取引できます。
こういった金融商品があるのを知らない無知な人が詐欺に引っかかり損をしてしまいます(かぼちゃの馬車は詐欺というより事業失敗?)
【詐欺に引っかからない為に覚えておくこと】
かぼちゃの馬車以外にも投資詐欺は結構あります。例えば「月利30%で絶対損させません」と謳った商品があれば間違いなく詐欺とわかります。
まず覚えておく重要な事は株式投資の年率リターンが7%という事実です。この7%とうリターンがベースですので相当儲かる話しでも年率10%リターンがあれば良いです。なので月利30%なんて嘘ですよ~と言ってるようなものですね。
投資の勉強をすればリスクとリターンを意識するので怪しい話しは何となく判断できるようになってくると思います