投資を始めなければ70歳まで働くことになる
現在の日本は人口減少で高齢化により未来が暗い状態となっていますね。政府は定年延長や高齢者の雇用促進に力を入れて労働力の確保を促進しています。
私は30代ですが自分が定年になる頃には年金受給額の引き下げや受給年齢の繰り上げが行われていて70歳から年金受給が原則となっていそうな感じです。今の70歳は医学の進歩や平均寿命の上昇で比較的元気な方が多いように思います。
しかし70歳まで現役で仕事をするのは辛いですし何より自分の時間が無くなり仕事が人生となってしまい楽しくありません。
【貯金だけで老後資金を貯めるのは至難の業】
私の手取りはだいたい月15万から16万程度です。人生で一番多く給料を貰っていた時でも手取り24万程でした。一般的にみても多くはないと思います。
老後の資金は個人のライフスタイルにより必要な金額が変ってきますから一概にこれだけという金額は無いです。よく雑誌などで老後は3000万は必要と書かれているので60歳までに貯金のみで私が3000万貯めると仮定します。
30代ですので年間100万をコンスタントに貯金していけば60歳で丁度3000万になります。月8.3万円を貯金すれば可能です。月の支出が10万ですので現在の手取り15万では到底不可能です。旅行などのお金が必要なイベントを全くしない前提とした支出金額ですので少しの贅沢も30年しない計算としています。
私の場合は独身ですので自分の意思のみで節約可能ですが夫婦や子供がいらっしゃる家庭では支出も多くなるでしょう。夫婦で働けば収入も2倍になるので一括りにはできませんね。
【投資の複利で運用すれば実現可能】
投資には単利と複利が存在します。複利は利息で儲けた金額も再投資して運用する事です。
投資で3000万貯めようと思うとリターンが年率5%とした場合は月4万積み立てれば約28年で3000万に到達します。月4万なら無理なく積み立て可能ですね。
【リスクを取るか時間を失うか】
投資にはリスクとリターンがあり損する可能性もあります。しかし損するのが嫌だから貯金で良いという考えは自分の時間を失う事になります。
労働は自分が働かなければ対価が発生しません。リスクを取るのが嫌なら時間の切り売りを一生続ける覚悟が必要となってきますね。