労働者は搾取される側
現在の日本は高度経済成長期を得て先進国の仲間入りをしておりますが今後は衰退していく一方になるかと思います。
高度経済成長期は1954年~1973年までの19年間でこの期間の間で「神武景気」や「岩戸景気」「オリンピック景気」「いざなぎ景気」などが立て続けに発生したからと言われています(ウィキペディアより)
【サラリーマンの平均年収は下がっている】
この高度経済成長期には株価もサラリーマンの給料も右肩上がりで上昇していきましたが現在は右肩下がりに減少していっております。
近年はアベノミクス効果もあり多少は上がっておりますが社会保障費増加や消費税増税などで実際の手取り金額にしてみると上がった実感は無いと思います。
転職サイトのDODA調べによると日本人の平均年収は約420万となっています。この金額を多いと見るか少ないと見るかは職種や年齢により変わってきますが今の私から見ればこれだけ貰えれば十分だなと感じます。
今から約20年前は平均年収は470万程ありました。この20年で50万も下がっているのですね。
【追い打ちをかける所得税の累進課税】
サラリーマンの給料は給与所得となっていて累進課税となります。累進課税は所得が増えれば税率もどんどん上がっていき最高で45%も所得に課税されます。
所得=給料ではなくて給料から社会保険料や基礎控除(普通のサラリーマンなら38万
)などを引いた残りが所得となります。年末に会社から貰う源泉徴収票に所得などが記載されていますね。
累進課税で税率が非常に高くなってくるので経営者や自営業の人達はあの手この手で所得を低くしようと画策しているのが現実です。しかし雇われのサラリーマンは控除できる項目が非常に限られています。
エリートサラリーマンで何千万と稼いだ所で半分ぐらい税金で持っていかれたらモチベーションも下がりますよね。
【給与所得以外を作ろう】
お金持ちは等しく投資を行っています。それは労働よりも儲かるし税率が低いからです。給与所得は累進課税で稼げば税金も高くなります。
しかし株式などによるキャピタルゲイン・インカムゲインは日本の税率では20.315%となっています。何千万・何億と稼ごうが20.315%しか課税されません。
やはり資本主義はお金持ちが有利な世の中に作られているので搾取される側から搾取する側に自分から変わっていく必要があります。
幸いな事に現代はインターネットを利用して簡単に株式が購入可能です。誰にでもお金持ちになれるチャンスがあるという事ですね。
今も格差は広がっています。将来を考えるなら早いうちから投資する事が重要となってきています。