年末特番で高額当選者の手法を放送してたけど詐欺と同じじゃん
宝くじは当たれば速攻で億万長者になれる夢がある商品です。その当たる確率は0に等しい数字となっていて毎年買い続けても人生で1度も当たる事なく終了する人が大半です。
20代前半の頃は私も宝くじ(主にロト7)をちょくちょく買っていましたが、面白味も何もなくていつの間にか止めていました。宝くじは1枚300円で10枚単位で買えると思いますけど3000円と考えれば結構な金額です。
そもそも宝くじの還元率は50%を下回っていて3000円買っても1500円戻ってくれば御の字です。
そんな商品ですが、年末特番で高額当選を当てた人達を特集していました。結論から言ってしまえば「運よく当たった」だけなので手法の再現性など全くありませんでした。
4人程、当てた手法を放送してましたが、印象に残っている人が1人だけいます。それは過去のデータを使って「出やすい数字」を当てるというものです。
確かに過去のデータから数字を予測するのは理にかなっています。変な占いやゲン担ぎよりはよっぽどマトモです。
しかしやり方が良くなかったです。その「出やすい数字」を知るためには月額1万2000円を支払い教えてもらう必要があるそうですが、そんなに当たるならわざわざ小銭稼ぎに有料で手法を販売するよりも自分だけで運用した方が遥かに得します。
しかも手法の一部のみでしょうが、テレビで放送してしまえば真似される危険性もあります。自分の手法を有料販売したりテレビで放送して人気を集めるやり方は、明らかに詐欺と近い所がありますね。
もし本当に当たるなら今頃日本国民は億万長者ばっかりですよ。
こんな役に立たない詐欺手法に1万2000円払うより、株式に投資した方が確実に将来困らないお金が作れると思いますけどね。