収入の分散化が未来の働き方の常識となる
デフレが長く続いた日本では平均年収は右肩下がりで、少子高齢化により社会保障費は年々増加し生産人口が減少し消費は減少していっております。
あまり明るいニュースが少ない日本の将来ですので個人で将来の不安に備える必要があります。昔は一度会社に就職すればエレベーター式に昇給して定年まで終身雇用が常識でしたが、現在は働き方が多様化して転職するのが当たり前の時代になっています。
【収入の複線化が現実的】
今の世の中で本業収入を最大化させた所で物凄く昇給するわけではありません。だからといって簡単に転職ばかりしても給料は上がりませんし、転職すれば会社での立場は一番下っ端になりますから仕事での自由度も当然無くなります。
何度も転職している私が言うのもおかしな話ですが実体験に基づいていると思ってください。
そこで副業を行う事で収入の複線化と共に最大化を図るのが良いです。本業で1万円昇給を目指すより2つめの収入を作って1万円稼げるようにする方が効率的です。
副業を0から1に出来る事が可能ならば1万円稼ぐのも難しくないですね。
それに収入の複線化が出来ればサラリーマン給料の依存度が下がりますから何かあった場合も心配が無くなります。
収入源が給料100%だと健康を害して働けなくなった時は収入が0となります。しかし収入が複数ある場合、例えば労働所得(給料)40%、配当所得30%、事業所得(アフィリエイト等)30%といった割合であれば給料が0になった場合でも他の収入源が60%も稼いでくれます。
普段の60%収入があれば貯金を取り崩す金額も少なくて済むし、会社が倒産したり解雇されても余裕をもって次を探せます。会社から無理難題を言われていても断ることも可能ですから鬱病も減ると思います。
インターネットを使えば情報発信で知識を有料で販売したり、自分の趣味で作った物が思わぬ値段で売れることもあります。個人で世界中に販売できるのがインターネットの強みですからネットを使い個人で稼ぐのが将来の定番となりそうです。
【人口知能の普及により仕事が減ると言われているが】
スーパーに買い物へ出かけるとセルフレジが増えてきたと感じます。少し前は店員が接客するのが当たり前でしたね。誰でもできる簡単な仕事は機械に置き換わっていきます。
介護業界でも人手不足により外国人やロボットを積極的に取り入れている会社もあります。現状の人工知能(AI)がどれほどの学習機能があるか知りませんが、ロボットに介護を任せるのは当分先になると思っています。
人間の感情をロボットが正しく理解するには人間のコピーを作れるレベルでないと無理だと思っているので、相手に合わせた対応ができる介護ロボットは私が現役中にはお目にかかれないでしょうね。
もし開発できていたら人間が働く必要が無い世の中になっていると思います。
人口知能は機械ですので計算系は得意ですが人間の感情が絡んでくる仕事は簡単に置き換わらないと予測します。