独身なら生命保険はいらない - 誰でも出来る放置プレイの投資

前回の記事で国民健康保険制度の高額療養費制度の仕組みを学び直しました。私は今年の年初まで「よ～く考えよ～お金は大事だよ～」でお馴染みの生命保険に加入しておりました。現在は民間の生命保険は加入していない状態です。

日本は独身ならば健康保険だけで十分対応できると思っています。独身者は自分のことだけ考えれば良いので医療費は掛かりますがその他の生活費をほとんど気にする必要がないので世帯持ちより気軽です。

三大疾病と呼ばれている癌、心疾患、脳血管疾患があります。その中でも癌は医療費が比較的高くなる傾向があります。手術、抗がん剤の化学療法、放射線治療と癌の療養法は色々ありますが癌治療の相場として100万円は必要と言われています。

医療費として100万円必要になれば基本的には高額療養費制度を使い自己負担を少なくして還付してもらう流れになります。

高額療養費制度についてはこちら

標準治療（手術、化学療法、放射線）は健康保険が適用される保険診療ですが、先進医療は高額療養費制度の対象外の治療技術もあるので先進医療を希望する際は注意が必要ですね。

がん治療の相場が100万円ですから高額療養費制度を使えば10万～30万の自己負担ぐらいになると思います。独身の場合は家族に必要なお金は考える必要がないので入院治療費に50万で、その他の退院後の通院費や働けない間の生活防衛費で50万の合計100万が最低の貯金額と見ておけば良いのかと思います。

100万円なら無理しなくても1年～3年もあれば十分貯金できる金額ですね。100万で心配な人は200万貯金しましょう。若しくは安い料金の掛け捨て保険に入っていれば十分カバーできると思います。

家庭がある人は自分以外の生活費などを考慮しなければいけないので民間の生命保険でカバーする方が良い場合もありますが、月の支出が少なく年間生活費の数年分の貯金があれば不要かもしれません。そこはライフプランに合わせて検討するようになります。

日本人は保険が大好きですから本当に必要なのか吟味せず毎月数万円もお金を払って安心を買っています。その数万円を投資に回すだけでお金を有効活用できます。