日産だけじゃない!外国企業に買収された日本企業
最近のニュースといえば日産のカルロス・ゴーン元会長の不正の進捗を報道することが多いですね。ニュースの中で日産がルノーに吸収される危険があるから日本側が不正を発覚させたのではと説明がありました。
ルノーの株式の保有者にはフランス政府がいます。日産がルノーに吸収されると実際はフランス政府に経営を口出しされて、フランス政府の物に日産がなってしまう不安があるとのことです。
日産は日本を代表する企業だから日本人の物みたいな風潮ですけど、過去を遡れば日産以外にも外国企業に買収された日本企業は存在します。有名どころではシャープが台湾の鴻海精密工業に買収されたことですね。
【買収の背景は経営不振】
そもそも日産は経営不振になりルノーから出資を受けています。自社の力だけでは時代の流れを乗り切れず経営をゴーン氏に任して経営不振を乗り切りました。結局は日産の力不足が原因で外国企業に買収されるのだから資本主義の世の中であれば当然の流れだと思いますよ。
現在はモノ、人、サービス全てが国際化していますから、今後も国際競争に生き残れなくなった日本企業が外国企業に買収されることが多くなると思っています。政府の円安方針もあり通貨価値下落で競争力も低下しています。
しかも外国企業は日本企業と比べて社員に優しくないです。解雇され易い外資より適当に働いても安定が補償されている日本企業で給料を稼ぐ方が楽で良いと思います。