投資対象は日本株よりアメリカ株がいいワケ
私は株式投資を始めた当初こそ日本の個別株に投資していましたが現在はアメリカ株が資産の90%以上を占めています。日本株には見切りをつけており今後も優待目的以外では保有する気はないですね。
日本株に見切りをつけた理由としては
- 業績が株価にきちんと反映しない
- 長期的に見て将来が暗い
- 株主還元が悪い
- 経営効率の悪い企業が多い
- 通貨分散
以上のような理由があります。
アメリカは世界経済の中心でありニューヨーク市場の指数次第で日本の株式指数は上昇したり下落したりします。現在は日本企業の業績は好調な状態で株価も高値圏をキープしていますが、これは日本企業が好調なのも一因としてありアメリカ経済が好調だからキープできているのが正しいです(日銀の買い支えもあります)
ダウ平均株価やS&P500指数につられる日本企業と違いアメリカ企業の業績は正しく株価に反映されています。将来の見通しや現在の業績が好調ならば株価は上昇するし悪化すれば下落します。
業績関連で言えば日本は少子高齢化の波に押されていますが、アメリカは先進国でも珍しく若い世代が人口増加している国です。消費も活発で労働者も多くなるアメリカが将来も成長するのが分かります。
株主還元の視点から見ても日本企業は不景気になれば配当金を減配、無配にすぐ行います。アメリカ企業は配当金を無くすことは経営者失格の烙印を押されるので増配させるのを基本としています。私の目的がインカムゲインの最大化ですので日本のような不安定な配当金よりも安定しているアメリカの方が計画が立てやすいです。
無駄が多いサラリーマン
日本企業は生産性が悪いとよく言われています。過剰な接客サービスやダラダラ長時間会議を行い人件費を無駄に使っている会社も多くあると思います。
少し前にテレビで見ましたが国会で議員が飴を舐めながら話していて議会が8時間休止されたと報道されていたのですが「税金を無駄に使うな!」と言いたかったですね。
飴を舐めていようがどっちでもいいわと思います。彼らの収入は税金ですから時間を無駄にすれば税金を捨てているのと同じです。
こういった重箱の隅をつつく国民性を変えなければ日本の経営効率は永遠に上がらないと思っています。
さて最後の通貨分散についてです。私達サラリーマンの給料は円で貰っていますよね。日本円だけでお金を持っていれば国が破綻した場合は無価値になります。しかし基軸通貨の米ドルを持つことで日本が破綻しても米ドルでリスクヘッジできます。
日本国内でしか使えない「円」と全世界の主要取引で使用されている「米ドル」どちらが通貨として信頼できるかは言うまでもないですね。
仮に日本にハイパーインフレ(物価急騰)が到来して1ドル300円とかになったとしても米ドルさえ持っていれば両替して日本円で生活できます。
長期で低迷している日本と長期で成長してきたアメリカ、投資するなら成長する国が良いですよね。