年賀状文化は既に終わっている、40歳から終活年賀状
年賀状の受付は毎年12月中旬から始まりますが現代は利用率が低下していると思います。私は年賀状を最後に出したのは小学生高学年だったと記憶しています。
現代はインターネットが発達して携帯メールやLINEを使って瞬時に新年の挨拶を送る事が可能です。郵政もメディアを使い年賀状は丸投げでと宣伝していますが、そもそも親しい人達に送る文章をわざわざ年賀状でなくともLINEで十分です。
昔は職場の上司に出すという人も多かったのでしょうが、今の若い世代はプライベート重視でそういった気遣いをする人達は年々減少している状態です。ある調査によると20代で年賀状を出す人の割合は50%程度だそうです。もっと少ないと思っていたので2人に1人は出していることに驚いたぐらいです。
【40代から終活し人間関係を整理】
都内の会社員の舩木真由美さん(40)は、年賀状の「終活」を試してみた。もともと年賀状づくりが面倒で、大そうじなどで忙しい年末に慌てて作っていた。昨年、終活年賀状という言葉を知った。
「人生80年としたら、私も折り返し地点。こなす感覚で続けてきた年賀状のやりとりをやめて、関係を整理してみよう」。1枚も書かなかった昨年末は、いつもよりゆったり過ごせた。
だが、年が明けて友人たちから年賀状が届くと、申し訳ない気持ちが募り、結局、順番に年賀状を返した。メールやLINEで「実は終活で年賀状を終わりにしようと思うんだ」と伝えると、驚いた友人たちからは「楽しみにしていたのに」との返信もあった。
舩木さんは毎年、家族4人で新年の抱負を「あいうえお作文」で考え、年賀状に書いていた。その言葉を友人たちが心待ちにしていたことを知ったのだ。
「大変だけど、喜んでもらえるなら作ろうかな」。結局、考え直して今年の年末はまた年賀状を出そうと考えている。ただ、考え方は人それぞれ。終活年賀状という選択肢も広がるといいなと思う
この記事の方は年賀状を続けるようにしたようですが、大抵の人は手間が掛かって面倒というのが正直な感想だと思います。
年賀状は滅多に会えない人との繋がりを保てるといった考えもあるかと思いますが、その程度の人間関係なら無くなったとしても全く困る事はないです。そもそも年賀状を作る手間とお金を考えればマイナス面しか残りません。
時代が変化して年賀状が廃れていくように引っ越しや転職などで周りの人間関係も変化していきます。いつまでも昔の人間関係に手間を掛けるより、身近に関係の深い人達を作った方が人生は充実すると思います。
自分が思っている以上に相手はこっちの動向など気にしていないものです。遠くの親戚より近くの友人ですよ。