資産形成をギャンブルにしない為の心得
投資はギャンブルという風潮が日本には根強く投資をしている人が身近にいることは少ないと思います。しかし投資を始めなければ将来は貧困に苦しむことになります。
こういった不安がある方は周りの意見に流されず投資を始められると思いますが、いざ始めると周りに相談できる相手がいないので全て独学となります。投資を始めたばかりは右往左往して慌てると思うので、きちんと資産形成できる心得を意識したいですね。
【投資は時間をかけるもの】
第一に投資は時間を掛けてゆっくり資産形成していくものです。1年や2年の短期間でお金を大幅に増やすことはできません。株式投資、不動産投資、太陽光発電といった様々な種類がありますが基本的に10年、20年単位で資産形成していくようになっています。
不動産は家賃収入、太陽光は売電金額、どちらもインカムゲインで元手を回収するのに10年近い年数が必要です。しかし株式投資に関しては複数のパソコンで頻繁に株を売買している間違ったイメージがメディアによって植え付けられています。株式投資も他の投資と同じで10年単位で考えなければいけません。
【レバレッジを掛けすぎない】
不動産や太陽光は銀行から融資してもらい自分が持っているお金以上の投資金額を運用するのがメリットです。仮に不動産投資が失敗しても物件が担保となるので融資してくれます。
しかし株式投資は不動産などと違い日々の値動きが激しく担保もありません。株式投資は信用取引で自分の持ち金の3倍まで取引できますが借金を背負う可能性があります。従ってレバレッジは掛けないで現物取引のみで十分です。この信用取引がギャンブルのイメージを強めていると思います。
【集中投資・一括投資は行わない】
まとまった金額のお金がある場合は注意が必要です。1つの銘柄に全財産をつぎ込んでしまうと上がった時は利益が凄いけど下がった時の損失も大きいです。
また一括でまとめて投資するのもオススメしません。投資した時が1番の高値だった場合はどんどん下がっていくわけなので初心者にはメンタル面で悪く下手したら株価の上下に耐えられなくなり仕事が手につかなくなったりします。
まとまった資金がある時は1年・2年と時間分散しながら少しずつ投資するのが良いです。こうすることで経験を積めるし高値掴みを防止できます。
色々書いてきましたが全て私自身が体験して失敗してきたことです。投資の王道は長期・分散・積み立てです。