人間関係って介護が必要になっても大切だな
人間は集団で生活する動物ですので、介護が必要になっても施設環境に溶け込むにはコミュニケーション能力が必要になります。私の介護施設でも職員や利用者にも嫌われている利用者がいます。
職員は仕事で関わっているので表面には出しませんが、利用者同士はハッキリ好き嫌いを伝えてくる人もいます。
「あの人は行動が気持ち悪い」や「大声で叫んでうるさい」とか仲が悪い人は多いですね。
病気で性格や日常行動に影響を与えている部分もあると思いますが、介護施設に入所する前から習慣として染み付いている部分の方が多いと思います。
入所前の日々の生活行動で近所の人から嫌われていた人達は、介護施設に入所しても同じように嫌われて一人ぼっちで生活する羽目になるようですね。
人間どんな状態になっても好感が持てる外面が必要なわけです。
仕事なので本来ならあってはいけないですけど、職員の対応も外面が良い人の方が丁寧な支援をするようになると思います。
私たち介護職も人間ですからね。横柄な態度やネチネチ嫌味を言ってくるような利用者とはなるべく関わりたくないですから
群れないと生活できない人間は生きるだけでストレスがかかるようです。