愛されているかは家族を見ればわかる
介護施設で働くのは今回が初めてですけど、利用者が家族からどのように思われているかは普段の生活からよくわかります。
在宅で生活できなくなり施設で入所したわけですが、入所理由がなんとなく分かってしまいますね。
家族の中には「毎日会いにくる人」「月1・2回程度来る人」「誕生日や年末年始、特別な日に来る人」と様々です。頻度の多い少ないはあれど会いに来る家族が居る利用者は愛されていることが多いですね。それだけ気にかけてもらっているわけですから
会いに来る家族の大半が利用者の好きな食べ物などを持参されることも多いので、在宅生活時でも鬱陶しがられておらず、家族と訪問サービス系の介護力だけでは対応がしんどくなったのでしょうね。
反対に「全く会いに来ない家族」の利用者は在宅で邪魔者扱いされていたか、家族から気にかけられる存在では無かった可能性が高いです。
こういった人達の家族に服などの着るものが無いから持ってきて欲しいと依頼しても「もう買わないようにしている」とか言ってきます。裸で放置しろということですかね?
愛されている利用者の家族は「何か足りないものがあれば言ってください!すぐ買ってきます」と本当にすぐ対応してくれます。
特に男性の利用者はあまり家族から愛されている感じがないのが見て取れます。
既婚者の人達は将来、介護施設に入所する可能性もあるので今から家族としっかりコミュニケーションを取って良好な関係を築いておいた方がよいですね。