介護度による単位数の違い
介護度には要支援1・2・要介護1~5の7つに分かれています。要支援は予防という形になり今以上に介護の手が必要にならない為に支援するのが基本となっています。
要支援と要介護では在宅サービスにおいては同じような形で利用できます。ほとんどの在宅サービスはどちらでも利用できるという事になります。ただし保険の適用が可能な金額には大幅な違いが存在します。
まず介護保険は単位数という項目があります。単位数とは簡単にいえば料金ですね。何故わかりやすく金額で示さないかというと市町村によって1単位辺りの金額に違いがあるからです。
詳しい金額詳細は省きますが東京では1単位11円以上だったり、地方では10円だったりと市町村により違いがあります。これにより単位数という形で表示しているわけですね。それぞれの介護サービスには単位数が設定されていて単位数×1単位辺りの金額が正式な料金になっています。
こういった事を踏まえて介護度により利用できる単位数の限度額を以下の一覧表に致しました。
介護度 | 単位数限度額 |
支援1 | 5003 |
支援2 | 10473 |
介護1 | 16692 |
介護2 | 19616 |
介護3 | 26931 |
介護4 | 30806 |
介護5 | 36065 |
支援1の方だと月額5万円までしか保険の適用がされないので利用できるサービスはごく少数になりますが、支援1の人はそこまで介助が必要ではないのでご利用者さんに自立して頂く事が重要です。
だいたい介護度が1つ上がる毎に5万円ぐらい保険の適用できる金額が上がっていますね。上記の限度額を超えた分は自己負担となりかなりの金額になるので注意が必要です。