配当投資にオススメの株は連続増配銘柄から選ぶのが良い
私の投資目的としてインカムゲイン(配当金)の最大化があります。配当金を増やしていって給料への依存度を少なくし精神的なゆとりを獲得する為です。
配当金を増やすためには追加投資と保有中の株式から受け取った配当金の再投資を行い株式の保有枚数を増加させる必要があります。
もう1つ配当金を増やす要素として増配があげられます。増配はその名の通り配当金を今までより増やすことです。配当金を増やすにはこの2点に注目します。
- 追加投資により枚数増加
- 増配による配当支払金額の増加
【日本とアメリカの配当銘柄】
日本とアメリカで配当投資に適切な配当貴族という指数があります。配当貴族に認定されるには日本は配当金を10年連続で増やしているのが条件でアメリカは25年以上連続で増やしている銘柄が認定されます。
日本の配当貴族指数に連動する三井住友トラスト・アセットマネジメントが運用している「SMT 日本株配当貴族インデックス・オープン」という投資信託があります。
最近でこそ日本株も配当金や自社株買いで株主還元に積極的になってきていますが株主軽視、従業員優先は根強いです。
日本企業の良い所は労働者が解雇されにくく結果に緩い点ですね。働くなら結果重視の外資より年功序列が強い日本が良いと思います。外資系で働いたことないでイメージです。
上記の投資信託の組み入れ上位銘柄には「中国電力」「日本たばこ産業」「武田薬品」「ローソン」「NTTドコモ」などがあり景気に左右されにくい業種が並んでいます。
アメリカの配当貴族は25年以上連続で増配している銘柄になりますが、投資の本場アメリカでは配当貴族以上に連続増配している配当王が存在します。配当王は50年以上連続増配している銘柄です。
63年増配「American States Water 」
62年増配「Procter & Gamble Co. 」
60年増配「3M Company 」
「アメリカ株連続増配」とネットで検索すればいくらでも出てきます。上記のように
60年以上も増配している企業が多数あり配当貴族の25年以上増配が霞んで見えるぐらいです。
配当投資に重要なのは不景気でも配当を継続してくれるかにあります。不景気でも購入される生活必需品株が景気に左右されにくくディフェンシブでオススメです。それに増配すれば株価も上がり下落してもある程度までしか下がりにくくなります。
配当利回りの上昇により下値が抑えられる効果が増配にはあるので長期投資する上でリスクを抑える役割もあります。
アメリカ株のように毎年増配している連続増配銘柄を優先的に購入し長期保有すれば10年・20年後は儲かる確率が高いと思います。